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今回は2021年2月発売のテーラーメイドSIM2MAXOSアイアンの紹介をしていきます。
同じタイミングで発売されたSIM2MAXアイアンの評価はこちら。
SIM2MAXアイアンと同様、前作からの変更点はポケットキャビティから「キャップバックデザイン」による中空になっています。
OS=オーバーサイズという名前の通り、SIM2MAXよりワイドかつ厚みのあるフェースでソール幅も広くなっているので、寛容性が高く初心者ゴルファー向けのデザインです。
結論、前作のSIMMAXOSより寛容性が高く飛距離性能に特化しており、初心者の方から飛距離が落ちてきた中級者の方におすすめのアイアンでした。
SIM2MAXOSアイアンのスペック・試打・評価結果を見て参考にしてみてください。
詳細情報
TENSEI BLUE TM60 (’21) | TENSEI BLUE TM60 (’21) | KBS MAX MT85 JP | KBS MAX MT85 JP | |
クラブ重量(g)5I | 351 | 346 | 387 | 385 |
クラブ重量(g)7I | 364 | 359 | 399 | 397 |
シャフト重量(g) | 59 | 54 | 93 | 91 |
硬さ | S | R | S | R |
調子 | 中 | 中 | 先中 | 先中 |
バランス | C9/D0(AW/)D1(SW) | C9/D0(AW/)D1(SW) | D0/D1(AW/)D2(SW) | D0/D1(AW/)D2(SW) |
トルク | 2.9 | 3.1 | 1.8 | 1.9 |
番手 | 5I | 6I | 7I | 8I | 9I | PW | AW | SW |
ロフト角(°) | 19 | 22.5 | 25.5 | 30.5 | 35.5 | 41 | 47 | 53 |
ライ角(°) | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 | 64.5 | 64.5 | 64.5 |
長さ(インチ) | 38.5 | 37.875 | 37.25 | 36.75 | 36.25 | 35.75 | 35.5 | 35.25 |
シャフト | HS 35m/s~ | HS 40m/s~ | HS 45m/s~ |
TENSEI BLUE TM60 (’21) | |||
KBS MAX MT85 JP |
SIM2MAXOSアイアンの7Iのロフト角は25.5度でテーラーメイド史上一番ロフトが立っているぶっ飛び系アイアンです。前作のSIMMAXOSより0.5度立ってます。
クラブの長さとライ角はほぼ変更ありません。
クラブ重量はSIM2MAXアイアンより約10g軽くなっておりバランスも一段階軽いです。
軽いとヘッドスピードも上がりやすいので、より遠くにボールを飛ばすことができます。
SIM2MAXアイアンも飛びますが、それ以上に飛距離特化しており上手く差別化していますね。
モデル | 3I | 4I | 5I | 6I | 7I | 8I | 9I | PW | AW | SW |
P7MB | 21 | 24 | 27 | 31 | 35 | 39 | 43 | 47 | – | – |
P7MC | 20 | 23 | 26 | 30 | 34 | 38 | 42.5 | 47 | – | – |
P790(2021) | 19 | 21 | 23.5 | 26.5 | 30.5 | 35 | 40 | 45 | – | – |
P770(2020) | 19.5 | 22.5 | 25.5 | 29 | 33 | 37 | 41.5 | 46 | – | – |
ステルス | – | – | 21 | 24 | 28 | 32 | 37 | 43 | 49 | 54 |
SIM2MAX | – | – | 21.5 | 25 | 28.5 | 32.5 | 38 | 43.5 | 49 | 54 |
SIM2MAXOS | – | – | 19 | 22.5 | 25.5 | 30.5 | 35.5 | 41 | 47 | 53 |
SIMMAX | – | 19 | 21.5 | 25 | 28.5 | 32.5 | 38 | 43 | 49 | 54 |
SIMMAXOS | – | 17 | 19 | 22.5 | 26 | 30.5 | 35.5 | 41 | 47 | 53 |
SIMグローレ | – | – | 21 | 24 | 27 | 31.5 | 36 | 41 | 47 | 54 |
M6 | – | 19 | 21.5 | 25 | 28.5 | 33 | 38 | 43.5 | 49 | 54 |
M4 | – | – | 21.5 | 25 | 28.5 | 33 | 38 | 43.5 | 49 | 54 |
シャフトはSIM2MAXと同じカーボンのTENSEI BLUE TM60 (’21)、スチールのKBS MAX MT85 JP、2本がラインナップされています。
どちらのメーカーもM6アイアンから採用されており、ヘッドに合ったおすすめのシャフトです。初心者から中級者まで幅広いゴルファーにフィットします。
グリップはラムキンのクロスライン360が標準設定されています。


テクノロジー

キャップバックデザイン
キャップバックデザインによる中空にすることで、SIMMAXまで採用してきたキャビティバックよりも、より高い飛距離と寛容性を生み出しています。
オーバーサイズ
SIM2MAXアイアンより、さらにワイドかつ厚みのあるフェース、幅広いソールのオーバーサイズデザインとなっており、飛距離・寛容性・直進性・高弾道を実現しています。
低重心設計
クラブの低重心化を徹底しているので、ストロングロフトにも関わらず直進性の高い高弾道を実現しています。
エコーダンピングシステム
ヒールからトウ側のヘッド内部全体に「エコーダンピングシステム」を搭載。インパクト時の衝撃を吸収して、よりフォージドアイアンのような打感を実現しています。
貫通型スピードポケット
テーラーメイドといったらこの貫通型スピードポケット。貫通型スピードポケットによりフェース下部の反発力を増やすことができます。
フルーテッドホーゼル
ネック部分の溝(フルーテッド)が軽量化に貢献し、さらなる低重心化をサポートします。
中空アイアンの特徴

中空アイアンはヘッド内部に空洞を作り、中に打感を良くする充填材や飛距離と寛容性を高めるウェイトを入れたアイアンです。
他の形状と比べ最新の技術が多く搭載されているので、比較的値段が高くなるのがデメリットですが、打ちやすさ・寛容性・弾道が高い形状となっています。
中空の技術向上により、高性能なアイアンを作ることが可能になってきたため、初心者~中級者はもちろん、上級者の方にも人気の形状です。
ソール幅は広い

ソール幅 | 寛容性 | ダフリ | 直進性 | 操作性 | 抜け感 |
狭い | |||||
少し広い | |||||
広い |
SIM2MAXOSアイアンのソール幅は広いので、ダフリやトップ等のミスショットに強く、飛距離性能が高いです。
スイートスポットも広くボールも上がりやすいので、初心者~中級者の方におすすめの形状となっています。
トップブレードは厚い

トップブレード | 寛容性 | 安心感 | 操作性 | 抜け感 |
薄い | ||||
少し厚い | ||||
厚い |
SIM2MAXOSアイアンのトップブレードは厚いので、構えた時に安心感がありやさしく感じます。
アイアン型ユーティリティと同じくくらい厚いので最初は違和感を感じるかもしれません。
飛距離性能と直進性が高く、打点が少しズレても安定した弾道で飛んでくれるので寛容性が高いです。
グースネック

ネック | つかまり | 左ミス | 右ミス | 操作性 | 抜け感 |
ストレート | |||||
セミグース | |||||
グース |

FP | つかまり | ダフリ | 操作性 |
大きい | |||
中間 | |||
小さい |
- フェースプログレッション:シャフトの中心線からクラブのリーディングエッジまでの長さ
SIM2MAXOSアイアンはグースネックの中でも一番といっていいほどグースが効いているので、つかまりが良いアイアンとなっています。
つかまりが良いので、スライス改善にもなり直進性が高いです。
操作性はないですが、高弾道で直進性の高いボールを打つことができます。
飛距離の目安
番手 | 5I | 6I | 7I | 8I | 9I | PW | AW | SW |
ロフト角 | 19 | 22.5 | 25.5 | 30.5 | 35.5 | 41 | 47 | 53 |
260ヤード HS46m/s | 206y | 195y | 186y | 171y | 156y | 140y | 122y | 104y |
240ヤード HS43m/s | 192y | 182y | 174y | 159y | 144y | 128y | 110y | 92y |
220ヤード HS40m/s | 180y | 170y | 162y | 147y | 132y | 116y | 98y | 80y |
200ヤード HS37m/s | 166y | 158y | 150y | 135y | 120y | 104y | 86y | 68y |
※表のヘッドスピードはドライバーを振った時のヘッドスピードです
飛距離はキャリー計算で、ご自身のヘッドスピードに合った欄の飛距離を想定飛距離の目安としてください。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個々のスイングや技量、使用ボールによって変動します。
- 7番アイアン(ロフト25.5度)
- KBS MAX MT85 JP(シャフトS)
- ユピテルのゴルフスイングトレーナー「GST-7BLE」を使用して計測
- 飛距離はキャリー計算
- 練習場のレンジボールを使用
- 打者スペック(身長178cm/78kg/握力右55kg左60kg)
飛距離性能 | 5.0点 | |
ミスへの寛容性 | 5.0点 | |
操作性 | 2.0点 | |
打ちやすさ (抜けの良さ) | 4.0点 | |
上がりやすさ | 5.0点 | |
つかまりの良さ | 5.0点 | |
構えやすさ | 3.0点 | |
打感 | 3.5点 |
飛距離性能【5.0】

ヘッドスピード | 43.5m/s |
ボールスピード | 58.8m/s |
飛距離(キャリー) | 200ヤード |
ミート率 | 1.35 |
十分すぎる飛距離性能です。逆に飛びすぎて怖いぐらいです。
アイアン型ユーティリティをそのままアイアンにしました!という感じです。1番手以上は確実に飛びます。
ミスへの寛容性【5.0】
ヘッドが大きくなっているので、スイートスポットが広く打点がずれても安定した弾道で飛んでくれます。
中空となったおかげか、前作のSIMMAXOSよりも寛容性は高いと感じました。
SIM2MAXアイアンよりフェースも大きくソール幅も広く設定されているので、より寛容性が高いアイアンに仕上がっています。
操作性【2.0】
ボールをドロー、フェードと打ち分けるのは難しいです。
意図的にボールを曲げたり、弾道を細かくコントロールしたりするのは苦手で、飛距離・直進性・高弾道に特化したアイアンといえます。
打ちやすさ(抜けの良さ)【4.0】
ソールは厚めですが、ダフリのミスに強く、芝の上を滑るようにヘッドが抜けていきます。
地面からボールを拾い上げる感覚で、楽にショットできますね。
上がりやすさ【5.0】
ストロングロフトですが、低重心設計により、ボールが非常に上がりやすいです。
つかまりの良さ【5.0】
OSモデルの特徴である強めのオフセットと、ヘッド内部のドローバイアス設計により、ボールは自然とつかまりやすくなっています。
つかまりの良さはピカイチです。
構えやすさ【3.0】
OSシリーズはヘッドが大きく、トップブレードも厚めなので、構えたときに標準アイアンと比べると少し違和感があります。
安心感はありますが、構えやすさではSIM2MAXアイアンのほうがおすすめです。
打感【3.5】
弾き感は拒めないですが、中空にしては打感は柔らかく問題ないレベルです。
ただ、やはり中空アイアンなので打感にこだわっている方が打つと納得はできないかもしれません。
総合評価 | 4.5点 |
飛距離、寛容性、上がりやすさ、つかまりの良さは想像以上でした。
ロングアイアンに関してはアイアン型ユーティリティとほぼ変わらないぐらいの飛距離性能です。
操作性はほぼなく、オートマチックに真っすぐ高弾道で打ちやすいアイアンなので、初心者ゴルファーの方におすすめですね。
総合的な評価としてはSIM2MAXアイアンがおすすめですが、SIM2MAXOSも同じぐらいおすすめできるアイアンに仕上がってました。
合う人・合わない人
- 初心者ゴルファー:難しいことを考えずに、まずボールを前に飛ばす楽しさを味わえます。ミスに強いので、ゴルフが嫌になる前に上達を実感できるはずです。
- アイアンのミスショットが多い:ショットの安定感を高めたい、大きなミスを減らしたい方におすすめです。
- ボールが上がりにくい:高弾道でグリーンを狙いたい方にぴったりです。
- スライスを直したい:ボールがつかまりやすい設計なので、右へのミスが多い方に効果が期待できます。
- パワーに自信がないシニアや女性ゴルファー:楽にボールが上がって飛んでくれるので、体力の負担を減らしながらゴルフを楽しめます。
- 操作性を重視している:マッスルバックや小ぶりなキャビティアイアンの方が、より繊細なコントロールが可能です。
- フックに悩んでいる:ドローバイアス設計によって、さらに左へのミス(フック)が出やすくなる可能性があります。
- 軟鉄鍛造の吸い付くような打感がほしい:打感は良好ですが、伝統的な軟鉄鍛造アイアンの打感とは異なります。
- シャープな見た目のアイアンが好き:大きめのヘッドサイズやグースネックが、構えた時に気になるかもしれません。
初心者・中級者・上級者毎のおすすめ度
- 初心者( ):ミスに強く、ボールが上がりやすく、飛距離も出るため、ゴルフの楽しさを感じやすいアイアンです。難しいことはクラブが助けてくれます。
- 中級者( ):スコアアップを目指す上で、安定した飛距離と方向性をもたらしてくれます。特に100切りや90台を目指すゴルファーの強い味方になります。SIM2MAXアイアンもおすすめです。
- 上級者( ):より繊細なコントロールを求める上級者には不向きです。ストロングロフトでオートマチック性能が高すぎるため、別のアイアンが適しています。
スチール・カーボン
アイアンのシャフトには、大きく分けて「スチール」「カーボン」の2種類があります。
それぞれの素材には特徴があり、ゴルファーのスイングやパワー、求めることによって合う・合わないが変わってきます。
一般的にはアイアンはスチールという印象が強いですが、最近ではプロでもアイアンにカーボンシャフトを使う選手がいたり、重めでしっかりしたアイアン用カーボンシャフトも増えています。
可能であれば、実際にゴルフショップなどで両方のシャフトを試打してみて、振りやすさや打感、ボールの飛び方などを比較してみるのがおすすめです
素材 | スチール | カーボン |
重さ | 重い | 軽い |
しなり | しなりにくい | しなりやすい |
振動 | 伝わりやすい | 伝わりにくい |
トルク | 小さい | 大きい |
飛距離 | 出にくい | 出やすい |
コントロール | 方向性高い | 方向性低い |
体への負担 | 大きい | 小さい |
価格 | 安価 | 高価 |
<スチールシャフトのメリット>
- コントロール性能が高い(方向性が安定しやすい)
- トルクが小さいので、インパクトでヘッドがブレにくい
- シャープな打感が得られる
- カーボンと比べると価格が比較的安い
<スチールシャフトのデメリット>
- 重いので、ある程度のパワーが必要
- しなりが少ないので、ヘッドスピードを上げにくい(飛距離が出にくい傾向)
- 振動が伝わりやすく、体への負担が大きい場合がある
<こんな人におすすめ>
- パワーに自信がある人
- 飛距離よりも方向性やコントロールを重視する人
- しっかりとした(シャープな)打感が好きな人
- クラブの重さを感じて安定したスイングをしたい人
- 予算を抑えたい人
<カーボンシャフトのメリット>
- 軽いので、ヘッドスピードを上げやすい(飛距離が出やすい)
- シャフトのしなりを活かして飛ばせる
- 振動吸収性が高く、体への負担が少ない(マイルドな打感)
- 設計自由度が高く、様々な特性のシャフトがある
<カーボンシャフトのデメリット>
- 軽いので、スイングが不安定になることがある(特にパワーがある人)
- トルクが大きいモデルだと、ボールが左右に散らばりやすいことがある
- 価格が比較的高い
<こんな人におすすめ>
- パワーに自信がない人、楽に振りたい人
- 飛距離を伸ばしたい人
- 体への負担を減らしたい人(シニア、女性、肘や手首に不安がある人)
- マイルドな打感が好きな人
- ドライバーやウッドの流れに合わせてアイアンも軽くしたい人
クラブ重量(シャフト重量)

ゴルフクラブのセッティングで重要になってくるのがクラブの重量フローです。基本的な選び方として以下の表を参考にしてください。
推奨HS | ドライバー | FW | UT | アイアン | ウェッジ |
~35m/s | 40g~ | 40g~50g | 60g~ | 75g~ | 75g~85g |
35m/s~ | 45g~ | 45g~50g | 65g~ | 80g~ | 80g~90g |
40m/s~ | 50g~ | 50g~60g | 70g~ | 90g~ | 90g~100g |
45m/s~ | 60g~ | 60g~70g | 80g~ | 100g~ | 100g~110g |
50m/s~ | 70g~ | 70g~80g | 90g~ | 110g~ | 110g~120g |
※表のヘッドスピードはドライバーを振った時のヘッドスピードです
ドライバーが一番軽く、フェアウェイウッド→ユーティリティ→アイアン→ウェッジと重くなるセッティングが理想です。
アマチュアゴルファーの平均ヘッドスピード(42m/s前後)であれば、90g~100g前後のシャフトが基準となります。
クラブの硬さ(シャフトの硬さ)

クラブの硬さは重量で選ぶと選びやすいです。
- HS35m/s~:シャフト重量80g~90gに近いシャフトの硬さ
- HS40m/s~:シャフト重量90g~100gに近いシャフトの硬さ
- HS45m/s~:シャフト重量100g~に近いシャフトの硬さ
自身のヘッドスピードを計測→重量→硬さを選ぶような流れで決めていきましょう。
アマチュアゴルファーの平均ヘッドスピード(42m/s前後)であれば、R~Sのシャフトの硬さが基準となります。
トルク

トルクはクラブの「ねじれ」を意味しており、値が大きいほどねじれやすく、値が小さいほどねじれにくいシャフトとなります。
トルクが大きいクラブはクラブのフェースターンが増えて自然とボールがつかまりやすくなるので、初心者の方やスライスに悩んでいる方におすすめです。
一方、トルクが小さいクラブはフェースターンが少ないので、ドローやスライスなど球筋を打ち分けたい方、ヘッドスピードが速い方などのハードヒッターにおすすめです。
トルク | HS | トップ のタメ | つかまり | フック改善 | スライス改善 | 操作性 |
2.5~(大) | 40m/s~ | 強 | ||||
2.0~2.5(中) | 43m/s~ | 中 | ||||
1.5~1.9(小) | 46m/s~ | 弱 |
クラブの調子・バランス

シャフトの調子(キックポイント)は大きく分けて先調子・中調子・元調子の3種類あります。
つかまりが良く飛距離が欲しい方は先調子、操作性が欲しい方は元調子、平均的な機能が欲しい方は中調子がおすすめです。
また、スライスに悩んでいる方(右方向へのミス)は先調子、ドローに悩んでいる方(左方向へのミス)は元調子といった選び方もあります。
- 先調子:インパクト時にヘッドが走るので球がつかまり高弾道でキャリーが出やすい
- 中調子:先調子と元調子の中間性能。安定感があり万人向けの万能調子
- 元調子:スイングの切り返し時にタメが作りやすく、インパクト時にヘッドのしなりが少ないので操作性が高い
調子 | キック ポイント | つかまり | 弾道の高さ | キャリー | ラン | 操作性 |
先調子 | 先端 | |||||
中調子 | 中央 | |||||
元調子 | 手元 |
バランスは、クラブをスイングをした際のヘッドの重さの感じ方を数値化したものです。
C5 | C4 | C3 | C2 | C1 | D0 | D1 | D2 | D3 | D4 | D5 |
C5がスイングした時に一番軽く、D5が一番重く感じます。各クラブのバランスがバラバラだと振り心地が異なるので、理想はドライバーからアイアンまで同じバランス値にすることです。
バランスが軽いほど重く感じないのでスイングを速くできる一方、スイングがゆっくりの方はクラブの重さを感じにくいのでスイングしづらくなることもあります。また、軽いと手打ちになりやすい弊害もあるので軽すぎるのも注意が必要です。
- 体力とのマッチング:バランスが重すぎると、スイング中にクラブを持て余したり、振り遅れたりする原因になるので、自分の体力に合ったバランスを選ぶことが大切です
- スイングタイプとの相性: ヘッドを大きく使って飛ばしたいタイプか、コンパクトにコントロールしたいタイプかによって、合うバランスが異なる場合があります
- フィーリング:数値だけでなく、実際にクラブを振ってみて、フィーリングが良いと感じるバランスを選ぶことが最も重要です
- クラブの長さと重さ:長いクラブはヘッドが軽くてもバランスが出やすく、短いクラブはヘッドを重くしないとバランスが出にくい傾向があるので、クラブの長さや総重量との兼ね合いも考慮しましょう
- カスタムフィッティング:可能であればゴルフショップの専門家やフィッターに相談し、自分のスイングや体力に合ったバランスを計測してもらうのが最も確実な方法です
アマチュアゴルファーにとって「おすすめのバランス」は、個々の条件によって異なります。
一般的な目安となるC8〜D2程度から試してみて、実際に振ってみたフィーリングを重視して選ぶことが大切です。
総合評価 | 4.5点 |
OSシリーズのアイアンは初心者の方におすすめしたいアイアンですね。
ミスに強く・高弾道・飛距離特化と初心者の方の悩みを解決するための技術が組み込まれているので、ゴルフをするのが楽しくなるはずです。
実際のラウンドでもクラブがミスをカバーしてくれるので、安定したプレーを楽しむことができます。
これからゴルフを始める方はもちろん、距離が少し落ちてきたと感じる方におすすめのアイアンです。
SIM2MAXアイアン、SIM2MAXOSアイアン共に良い出来なのでおすすめですよ。